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オリジナルスタンド図鑑No.6651~6660 ■ No.6661 【案師】 ID sK7Bo8e.0 【絵師】 ID T/QlW05g0 【スタンド名】 マシン・シヴィライゼーション(機械文明) 【本体】 ゲーマー高校生 【タイプ】 近距離型 【特徴】 白と緑を基調とした人型。緑色の箇所が淡く光っている 【能力】 触れた物体が持つ「能力」と同じ力をスタンドに与える能力 ボイスレコーダーに触れれば「声や物音を録音する能力」、飛行機なら「空を飛ぶ能力」等、 対象の物体が持っている「能力」をスタンドが記憶し、「スタンドの能力」として使うことが可能になる。 ただし、「物体の能力」は一度触ればずっと使えるわけでなはく、触ってから数分で「能力」は 使えなくなってしまう。 破壊力-C スピード-B 射程距離-D 持続力-D 精密動作性-B 成長性-A ■ No.6662 【案師】 ID NQmikn/c0 【絵師】 ID PucECCqc0 【スタンド名】 シー・ヴィジョンズ 【本体】 『Z1プロダクション』所属の、あざと過ぎることで有名な女性アイドル。 だが、本当はいわゆる「男の娘」と言う奴で、メイクをせずとも女子にしか見えない。 その芸風を、正直気持ち悪がっており、社長にたびたびその件を直訴しようとしているが、 会えた試しがない。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 屈強な体系の人型。拳には収納可能な5本の「棘」が生えている。 【能力】 物理的に「釘付け」にする能力。 スタンドの拳の棘で相手をさすことで、棘はちょっとした痛みと共にスタンドから抜け落ち、 それによって相手に、自分を「注目」させ続ける。 釘付けできる持続力は、無理をしなくとも3週間ほどと長いが、棘一本の再生にもそれくらいかかる。 破壊力-E スピード-A 射程距離-D 持続力-A 精密動作性-B 成長性-A ■ No.6663 【案師】 ID GWM2RJiR0 【絵師】 ID chCdYSS0i 【スタンド名】 バトル・オン・ザ・アステロイド 【本体】 何でも屋の男。悪事は割と好きな方。 【タイプ】 範囲型 【特徴】 フジツボが付着した、アポロロケットの着陸船みたいな感じのスタンド 【能力】 空中に石を発生させる能力。 大気中の様々な物質を凝縮させることで空中に石を発生させることができる。 石は空中に固定しておくことができ、また、好きなタイミングで落下させることもできる。 破壊力-E スピード-C 射程距離-B 持続力-A 精密動作性-D 成長性-C ■ No.6664 【案師】 ID 7QWH5fhB0 【絵師】 ID SnHq68z30 【絵師】 ID H9b1g6BY0 【スタンド名】 スリープ・ナウ・イン・ザ・ファイア 【本体】 サングラスをかけた米軍高官 巨大かつ腐敗したアメリカという国家に心酔しきっている 【タイプ】 近距離型 【特徴】 胸に『燃える放射能ハザードシンボル』のマークが付いた人型 【能力】 触れた所にシャッターを取り付ける能力。 シャッターは本体の任意で閉じる事が出来るが、開ける時は手動。 取り付けるシャッターの向きは自由。 シャッターの強度は凄まじく、破壊力-A級のパンチでも一撃では破壊できない。 破壊力-A スピード-B 射程距離-E 持続力-B 精密動作性-C 成長性-D ■ No.6665 【案師】 ID 5naVaP340 【絵師】 ID chCdYSS0i 【スタンド名】 サブラ・カタブラ 【本体】 呪術師と名乗る黒人男性の殺し屋 自身のスタンドを呪術と称している 【タイプ】 近距離型 【特徴】 猫背で長身の人型 ペストマスクの様な顔で髑髏を模ったランタンを持っている 【能力】 スタンドの口から漆黒の粉塵を吐き出す この粉塵を吸った生物は身体能力が大幅に上昇し、スタンド使いならスタンドも強化される しかし副作用として体内の細胞を蝕み、最終的に内側から細胞を腐敗させて死亡させてしまう 進行速度は早くはないが、この浸蝕には痛みがないので気づくのは容易ではない また粉塵にランタンから発せられる火を当てると激しい爆発を引き起こす 体内に入った粉塵は体温が極端に上昇すると消滅する 破壊力-B スピード-C 射程距離-C 持続力-B 精密動作性-C 成長性-D 【能力射程】 C ■ No.6666 【案師】 ID rYD4NanE0 【絵師】 ID 3r4iJcDo0 【スタンド名】 バッド・ドリーム/グッド・ドリーム 【本体】 シャム双生児。足は二本で腕も二本だが頭が二つ。 向かって右がグッド・ドリーム、向かって左がバッド・ドリームの本体 【タイプ】 遠隔操作型 【特徴】 本体と同じ体構造でグッド・ドリームは綺麗な花があしらわれた人形の姿 バッド・ドリームは朽ち果てた案山子のような姿 下半身はその二つの混合 【能力】 グッド・ドリームの能力は対象にとっての理想の光景を見せること バッド・ドリームの能力はそれを目を覆うほどの悪夢に書き換えること このふたつの能力で相手の精神をボロボロにする 破壊力-D スピード-C 射程距離-B 持続力-B 精密動作性-B 成長性-C 【能力射程】 20m ■ No.6667 【案師】 ID mlD+TF0ki 【絵師】 ID 3r4iJcDo0 【スタンド名】 ダーティ・プリンセス 【本体】 美人だが、どこか暗い女 【タイプ】 近距離型 人型 【特徴】 顔が真っ黒な人型。ドレスを着ているが薄汚れている。手首から先は鎌のような刃物がついている。 【能力】 切ったものの断面を、切った状態で持続させる能力。 断面はいつまでも瑞々しいまま保たれ、腐ったり干からびたりすることはない。 また中に液体が入っているもの(水風船、コップなど)も、中身がこぼれることはない。 破壊力-C スピード-B 射程距離-C 持続力-A 精密動作性-A 成長性-C 【能力射程】 C ■ No.6668 【案師】 ID 7QWH5fhB0 【絵師】 ID RKzb4zjj0 【スタンド名】 MTV・アンプラグド 【本体】 音を出さないことが癖の女子高生 同級生の中に彼女が出す声や生活音を聞いた事がある者は居ない 【タイプ】 近距離型 【特徴】 6本のイヤホンプラグが背中から生えたスマートな人型 【能力】 対象にプラグを突き刺して、骨伝導で音を伝える。 振動で伝えるため対象以外に内容が伝わる事は無い。 出力を上げる事も可能で、最大出力だと音を通り越してもはや破壊振動の域。 人間以外にもプラグを当てれば振動を伝えられる。 破壊力-B スピード-C 射程距離-E 持続力-D 精密動作性-A 成長性-B ■ No.6669 【案師】 ID fM/iwiBe0 【絵師】 ID RKzb4zjj0 【スタンド名】 ノクターン9 02(ノクターン・ナイン・オーツー) 【本体】 おっとりとした包容力のある女性。だが必要以上に甘やかす事はしない。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 左胸にハートマークが描かれている女性型。 【能力】 本体の愛情を原動力にして動くスタンド。 愛情が大きければ大きい程左胸のハートマークも大きくなり、スタンドも強化される。 逆に嫉妬や寂しさ等を感じてしまうと、ハートマークも小さくなりその力を著しく低下させてしまう。 その為能力にムラがあり、安定しているとは言えない。 本体が抱く愛情だけでなく、他の人物から本体に向けられた愛情でも強化は可能。 だがその場合は、本体が自分に向けられた愛情に気付かなければならない。 破壊力-E~A スピード-E~A 射程距離-E 持続力-A 精密動作性-E~A 成長性-A ■ No.6670 【案師】 ID 7QWH5fhB0 【絵師】 ID koFtwHHn0 【スタンド名】 アトール 【本体】 長年生きて知恵をつけた大蜘蛛 【タイプ】 遠隔操作型 【特徴】 怪物化したヘリコプターみたいな感じ 下部に1挺の機関砲が取り付けられている 【能力】 本体が生成した糸を弾丸代わりに発射する能力。 発射された糸弾はネットのように広がらせる事もそのままの塊でぶつける事もできる。 どちらの場合でも糸は元のままの強い粘性を持つ。 装填できるのは30発分。補給する時は本体から直接供給する必要がある。 破壊力-E スピード-A 射程距離-B 持続力-C 精密動作性-A 成長性-D オリジナルスタンド図鑑No.6671~6680 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
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オリジナルスタンド図鑑No.7751~7760 ■ No.7761 【案師】 #オリスタ案 【絵師】 #オリスタ絵 【スタンド名】 ネクロフォビック 【本体】 内罰的な少女 【タイプ】 纏衣 【特徴】 機械的な装甲 【能力】 本体の肉体を故障させる 故障とは機械のそれであり、異音、発火、漏電、爆発等 痛覚を断線し痛みの無視なども可能 故障のダメージは解除で治る 破壊力-B スピード-C 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-D 成長性-C ■ No.7762 【案師】 #オリスタ案 【絵師】 #オリスタ絵 【スタンド名】 レディオ・ヘッド 【本体】 真面目だが天然気味な少女 【タイプ】 近 【特徴】 レトロなロボットっぽいヴィジョン 【能力】 身体を振ったり、衝撃を受けることでその部位から機械の部品を多数排出する ねじ、バネなど実在する部品なら何でも出せる 破壊力-B スピード-D 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-D 成長性-B ■ No.7763 【案師】 ID lZe 【絵師】 ID Usr 【スタンド名】 スキャットマン《Scatman / 君にも出来るさ》 【本体】 密かに心に想う人がいる少女。 【タイプ】 遠距離操作型/人型 【特徴】 空色の肌と緑の髪を持つ人型。能力の発動時、瞳がエメラルドに染まる。 【能力】 スタンドが瞳で見つめている対象に、次々と「命中した箇所にへばりつく希薄化した水球」をぶつける。 この水球は存在として確立していない為、それをぶつけられても最初は何の変化も起こらず、命中箇所に留まり続けるだけ。 しかし、見据え続けることで命中回数を重ねると、その水が次第に実体化。まとわりつく水によって命中箇所は動きを阻害されていく。 更に、普通の水と同じ程実体を持った後もぶつけ続けると、今度はその水球の存在が「濃く」なり始める。 濃くなった水球は、圧力が上昇すると共に温度が低下。命中箇所を圧迫し、急速に冷却し始める。 これを阻止するには、スタンド体の目を、十秒間閉じさせねばならない。 破壊力-C スピード-C 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-C 成長性-E 【能力射程】 D ■ No.7764 【案師】 ID JUo 「……あなたの視力を、ワタシにちょうだい?」 【絵師】 ID Gsa 【スタンド名】 アイ・ウィッシュ・フォー・ユー 【本体】 白内障を患っている少女。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 全身に無数の目が付いた女性型スタンド。 【能力】 触れた相手の視力を奪う能力。 奪った視力は本体の視力に変換され、一週間、本体の視力として保たれる。 そして、視力を奪われた相手は完全に失明し、二度と視力が戻ることはない。 破壊力-C スピード-B 射程距離-C 持続力-B 精密動作性-B 成長性-E ■ No.7765 【案師】 #オリスタ案 【絵師】 #オリスタ絵 【スタンド名】 テイク・ミー・ファイヤー 【本体】 筋肉自慢の総合格闘家 【タイプ】 近 【特徴】 無機質でテカテカの人型 【能力】 油分を操る。吸収放出操作可能 破壊力-B スピード-C 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-C 成長性-E ■ No.7766 【案師】 ID 8aB 「Even I can do it, so you can do it!」 【絵師】 ID m9J 【スタンド名】 スキャットマン《Scatman / 君にも出来るさ》 【本体】 元アルコール中毒の中年男性。長年の酒浸りの所為で、身体はぼろぼろで痩せ細ってはいるが、それを補って余りあるほど元気発剌としている。 「あぁ、俺にだって出来たんだ。君にも出来るさ。なぁ、相棒?」 【タイプ】 自動操縦型/人型 【特徴】 某キノコ兄弟めいた、ナイスなお髭(の様なビジョン)がチャームポイントの人型。自我がある。 【能力】 本体の成し遂げ得た凡ゆる行為を、他者に任意に成功させるスキャット(旋律に合わせて歌う意味のない言葉)を口ずさむ。 誰に何を成功させるかはスタンド次第だが、そのスキャットを聞いた者は、必ずその事柄を成し遂げられる。 例えば、本体はアルコール中毒を克服しているから、現在アルコール中毒に苦しむ者にスキャットを聞かせると、その過程にどんなことがあろうとも必ず克服することが出来る。 この効果は、基本的にスタンドと本体が効果を取り消そうとしない限り永続する為、一度成功してしまえば、再びアルコール中毒になることはない。 但し、本体が同じ事柄に再度挑戦して失敗した場合には、この効果は無効となる。 尚、スキャットに関してのみ、スタンド使い以外にも認識出来る様になっている。 スタンド自体は極めて陽気な性格をしており、中毒のリハビリ中に本体が発現させた時から、「守護霊」として彼を励まし続けた良きパートナーである。 本体の方も、この相棒を頼りとして、結果的に独力で克服を成し遂げることが出来た。 本体・スタンド合わせて、目下の目標は、他の中毒者の克服の手伝いをすることだとか。 破壊力-C スピード-C 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-C 成長性-E 【能力射程】 D ■ No.7767 【案師】 ID 5iu 【絵師】 ID G28 【スタンド名】 サムワン・ライク・ユー 【本体】 降星学園に通う6学年男子。 医者を目指していて、現在医科大学に入るべく、猛勉強をしている。 【タイプ】 群体型 【特徴】 黄色い極小サイズのスタンド。全部で3000体いる。 【能力】 対象者の体内に入り、病巣や癌細胞を一気に叩き潰す。 病巣や癌細胞がなくなった対象者は健康な状態となる。 医者を目指す本体の性質が反映されたスタンド。 破壊力-C スピード-A 射程距離-A 持続力-B 精密動作性-A 成長性-A ■ No.7768 【案師】 #オリスタ案 【絵師】 #オリスタ絵 【スタンド名】 ディヒューマナイザー 【本体】 銀行勤めの女 【タイプ】 遠隔操作 【特徴】 後頭部が長いエイリアンっぽい人型。 【能力】 触れたものに「マウスポインタ」を付ける。 事前にスタンドパワーを込めたUSBをPCに繋いで遠隔から相手に触れられる。 破壊力-E スピード-C 射程距離-A 持続力-E 精密動作性-B 成長性-B ■ No.7769 【案師】 ID ygU 【絵師】 ID seY 【スタンド名】 ヒューマン・アブストラクト 【本体】 学者。『生とは思考である』ということを持論とする。 【タイプ】 近距離(パワー)型 【特徴】 頭部が卵の殻のように割れ、脳のような器官をむき出しにした人型。 【能力】 頭部を殴打することで『思考』を吹っ飛ばす能力。能力を発動した場合殴打のダメージは発生しない。 吹っ飛ばされたものは思考力を失い、その間反射的な行動しか取れなくなる。 ただし思考力は数秒も経たず回復し、記憶も残る。 また『思考』は殴った向きに吹っ飛ぶが、その先に生物がいた場合、その『思考』の内容を瞬時に認識、理解させることが可能。 破壊力-C スピード-D 射程距離-E 持続力-E 精密動作性-A 成長性-C ■ No.7770 【案師】 #オリスタ案 【絵師】 #オリスタ絵 【スタンド名】 ユーズド・カー 【本体】 粗暴だが育ちはいい刑事 【タイプ】 同化型 【能力】 本体の車を液体状にする。 液体状の車はドアを開けず潜るように乗ったり 貯水槽に設置して突撃させるなど可能。 海などには設置不可(知らぬ間に流されて射程外で強制解除) 破壊力-A スピード-B 射程距離-C 持続力-B 精密動作性-D 成長性-E オリジナルスタンド図鑑No.7771~7780 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
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オリジナルスタンド図鑑No.7891~7900 ■ No.7901 【案師】 ID xOvQwZQM0 【絵師】 ID Y3lO5rhk0 【スタンド名】 アンダルシア 【本体】 刹那主義の女。人生に意味が無いというのが持論。 【タイプ】 近距離(パワー)型 【特徴】 貴婦人を思わせる人型。両目に水平に切れ目が入っている 【能力】 スタンドは自身の両目の切れ目から、『カミソリの刃』を抜き出すことが出来る。 『刃』が通過した『景色』に『切創』をつける能力。 『切創』はさながら黒い糸のような外見で空間に固定され、通過したものを一切の抵抗なく切断する。 また『切創』で囲んだ空間を『切り抜き』、『面』『立体』として『切創』を広げることも可能。 『切創』はしばらくすると塞がるが、『切り抜き』等で広げたものは少々直りにくくなる。 破壊力-C スピード-B 射程距離-E 持続力-D 精密動作性-A 成長性-C ■ No.7902 【案師】 #オリスタ案 【絵師】 #オリスタ絵 【スタンド名】 タナトモルフォーゼ 【本体】 メガネッ娘 【タイプ】 近 【特徴】 青紫色のヘドロ 【能力】 このスタンドに触られた生物は生きながら腐っていく 破壊力-B スピード-D 射程距離-C 持続力-A 精密動作性-C 成長性-E ■ No.7903 【案師】 #オリスタ案 【絵師】 #オリスタ絵 【スタンド名】 ギャザ 【本体】 金属性のモノに執着した男 【タイプ】 近 【特徴】 強靭な歯をした金色のサメ 【能力】 金属を食べて、本体の身体を強靭にする。 破壊力-A スピード-B 射程距離-C 持続力-B 精密動作性-C 成長性-C ■ No.7904 【案師】 #オリスタ案 【絵師】 #オリスタ絵 【スタンド名】 シャッタード・グラス 【本体】 澄んだ心を持つ青年 【タイプ】 近 【特徴】 ステンドグラスを思わせる人型 【能力】 気体を破壊する能力 壊された気体は硝子のように割れ、消滅する 空気を破壊することで真空を生み、突風を引き起こすことも可能 破壊力-B スピード-B 射程距離-E 持続力-E 精密動作性-A 成長性-B ■ No.7905 【案師】 ID bTt5xWrQ0 【絵師】 ID RCxHBpB60 【スタンド名】 デザイナーズマンション 【本体】 秘密基地や秘密の通路にあこがれる少年 【タイプ】 近距離パワー型 【特徴】 関節が浮いていて、隙間がある小柄な人型 【能力】 壁や床を殴ると、人ひとりが通れるほどの隙間ができる。 隙間は10秒ほどでとじ、挟まると万力のような力で押しつぶされることになる。 破壊力-B スピード-D 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-D 成長性-B ■ No.7906 【案師】 ID zAnmkxN20 彼女にスタンド能力が宿ったのは最愛の人と別れる直前のこと。 別れの時、彼女は最愛の人にスタンドでキスをした。彼女は自分の能力をまだ知らない。 自分の能力を知ったのは、もう会えないはずだった最愛の人との再会を果たした時。 …そう遠くない未来のお話。 【絵師】 ID Ph4VzdxY0 【スタンド名】 カーテンコール・メモリーズ 【本体】 重い過去を持つ女性。最近、最愛の人と別れを経験した。 【タイプ】 遠隔操作型 【特徴】 純白な天使の姿 【能力】 「再会」の能力 スタンドにキスをされた者は、そう遠くない未来にまた本体と会える。 それが何時はわからない。でも近い内に。 たとえ遠くに離れていても、必ず二人は再会出来る。 破壊力-E スピード-C 射程距離-B 持続力-A 精密動作性-C 成長性-B ■ No.7907 【案師】 ID vV3uHHvI0 「ホォォォォォイホォォォォォイ」 ―ハーメルンの音 【絵師】 ID Ph4VzdxY0 【スタンド名】 ハーメルン 【本体】 小さな町の小さな組織の一員。あらゆる楽器を演奏出来る女性 【タイプ】 装備型 【特徴】 細長い楽器型。笛のようにも管楽器のようにも見える 【能力】 ある一種類の生物を呼び寄せる能力 本体がスタンドを演奏してる間「ネズミ」や「ネコ」等、本体が指定した生物が 本体の近くに集まりだす。本体が移動すれば生物も一緒に移動するので 移動中はその生物の大行列が拝めるだろう。 能力の範囲は広く、小さな町なら町中の生物に能力が効く。 破壊力-なし スピード-なし 射程距離-E 持続力-B 精密動作性-C 成長性-C 【能力射程】 A ■ No.7908 【案師】 ID hTtFl.Go0 「…………私のスタンドの前では、病魔は全て消滅する」 【絵師】 ID Ph4VzdxY0 【スタンド名】 スラッシュ・ドット・ダッシュ 【本体】 Z1プロダクションに所属する女性アイドル。16歳。 口数も少なく、暗い表情であるため、不愛想と誤解されがちであるが、 実際はとても優しい性格であり、病気で泣いている人達を救いたいと思っている少女。 将来は医師免許を取る予定でいる。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 コウモリの翼を生やし、手には大鎌を持った、紫色の女性型スタンド。 【能力】 手に持った大鎌で、標的の体内に潜む腫瘍や病原菌を全て刈り取る。 刈り取られた病原菌や腫瘍は、数秒で消滅する。 病気で苦しむ人々を救いたいという本体の願いが反映されたスタンド。 破壊力-B スピード-A 射程距離-C 持続力-A 精密動作性-A 成長性-A ■ No.7909 【案師】 ID hTtFl.Go0 【絵師】 ID Ph4VzdxY0 【スタンド名】 ヘヴィ・ダメージ 【本体】 粗暴な性格のアメリカ陸軍大佐。 多くの敵を抹殺して、現在の地位を手に入れた。 【タイプ】 近~中距離型 【特徴】 左手がショットガンになっている、重厚な外見の男性型スタンド。 身体中には銃で撃たれたような無数の穴が空いている。 【能力】 左手のショットガンを発砲し、標的を粉々にする。 本体はこのスタンドで数多くの敵を葬ってきた。 破壊力-A スピード-C 射程距離-E 持続力-B 精密動作性-B 成長性-D 【能力射程】 B ■ No.7910 【案師】 ID HOD6VdXg0 【絵師】 ID rzKNtLfY0 【スタンド名】 サマーバルーン(夏気球) 【本体】 内向的で本好きな巨乳の少女。 様々な本を読んでいた為かなりの博識である一方、運動は苦手。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 ボロ布を見に包んだ人型スタンド。 【能力】 対象や地面に触れる事で「24時間以内の『記憶』」を引き出し、カードとして保存する能力。 カードを地面に置けば、カードの中の「記憶」を再現する。 例えば、地面から「人や車が走る」ことを保存して再現すれば本当にそれが通行する。(走っている車にぶつかれば撥ねられる) 車が真っ直ぐに走行していた場合はカーブすることができず、その逆も然りである。 また、再現は終わるまで停止したり中止することはできない。 対象から行動(喋る・殴るなど)を保存して再現すれば、例えば「殴る行動」を再現して攻撃したりできる。 スタンドも再現できるが、「炎を操る」などの能力は再現できない場合がある。 (厳密には形だけなら再現はできるのだが、燃やしたりすることはできず触れても熱くない) また、自分の行動を再現してデコイとして使うこともできる。 カードは何枚も作れるが、再生時間は一枚につき1時間ぐらいしか保存できない。 (長ければ長いほど作る時間が掛かるということはない) それ以上再生するにはカードを何枚かに分けて作る必要がある。 破壊力-D スピード-C 射程距離-D 持続力-A 精密動作性-A 成長性-B ※ 補足 (記憶を保存できる場所の範囲-A) オリジナルスタンド図鑑No.7911~7920 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
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矢の男 茂名王町に突如現れた謎の男。 秘密組織「2ch」から奪った『弓と矢』を使い、スタンド使いを増やしていた。 正体は、架空の存在だった『矢の男』がモララーに根付いて、多少の変化を得て誕生した別人格。 目的は、『矢』と『石仮面』の力によって、更なる高みへと上がったスタンド使いを生み出し、その力によって自分とモナー達の5人でマターリできる新しい世界を創造すること。 その為に、『矢』の真の力を持つにふさわしい力を手に入れるまでに成長した者を生み出す為、スタンド使いを増やし、戦わせていた。 モナー達から逃れる為、山崎渉のスタンド能力で自らの人格と記憶を質草に取って山崎に移すが、モララーから離れ存在がおぼろげになり、山崎の想像を超えた悪意に自分の人格が追いやられてしまった為に、矢の男の人格は消えてしまった。 『スライド』 (`'⌒/ヽ (∀ l ̄] lv-l ロ ] l--| | l-,/ /l 〈(_ノ | ∧_∧ / ヽ (・∀ ) | |ヽ ヽ ( ) | | ヽ ヽ 〈 ヽ ヽ (___/ (__ノ (_,(__) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ スタンド名・スライド ┃ ┃ 本体名・『矢の男』(モララー) ┃ ┣━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┫ ┃ パワー - A ┃ スピード - A .┃ 射程距離 - E ┃ ┣━━━━━━━━╋━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┫ ┃ 持続力 - C. ┃ 精密動作性 - B. ┃ 成長性 - D. ┃ ┣━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┫ ┃ 真のマターリによりあらゆるものからの干渉を受けなくなる。 .┃ ┃ 1.真のマターリとは完全なる『無力化』であり、 ┃ ┃ それを世界に対して発動させた結果、いかなるものも本体の .┃ ┃ 存在に干渉したり、感知したりすることができなくなる。 ┃ ┃ 2.能力の発動中は『矢の男』側からも他のものに干渉することは....┃ ┃ できなくなる。(破壊したり移動させたりできない) .┃ ┃ 3.一部の感覚だけを除いて「マターリ」させることで、姿は見えるのに.┃ ┃ 触れない、能力だけ効かない、などの応用ができる。 ┃ ┃ 4.連続して「マターリ」させられる時間は、現在5~6秒。 ┃ ┃ 5.将来的に、表人格のモララーがこの能力を使えるようになるか....┃ ┃ どうかはわからない。 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ A:超スゴイ B:スゴイ C:人間並み D:ニガテ E:超ニガテ 登場作品
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2008-04-05 16 43 08 | Weblog 私はクレーマー? 最近ちょっとトラブルばかりで・・・・いや、もしかして私の性格に問題があるの?と不安にもなる。 4月4日夕方、携帯ショップの帰りに、スタンドの前を通った。「安いね」と助手席の母が言った。 で、入れてみようか、と思った。 ちなみにマドレーヌ印の石油会社だ。 実は、私は引っ越してきてすぐに、ガソリンがなくなったので、そのスタンドで入れたことがある。 そのスタンドは、私の父母が会員であり、いつもそこで入れているのだ。 私も独身時代、父母と住んでいた時は利用していた。 店員「いらっしゃいませ、会員ですか?」 私「いえ、違います。」 そこで、話が終わりそうになるので、引っ張る私。 あのな~、会員増やしたくないの? 私「でも、今度この近くに引っ越してきました。 このスタンドが良いと聞いたので、 これからここで入れたいのですが、 会員になるのはどうしたら良いのですか? メンバーカードか何か作るの?」 すると店員は、すごく粗末な刷りのチケットをくれた。 しかし、説明はなし。 まあ、私はそのチケットを実家で見たことがあったので、 次回チケットを持参すれば、会員価格で入れられるのだろうと推測し、スタンドを後にした。 さて、私は運転がドヘタなので、あまり乗らない。 だから、必然的にガソリンがなかなか減らない。 で、次に入れようとスタンドに行ったとき、チケットの期限が切れていた! 私「私は気がつかなかったんだけど、 このチケットは期限があったんですね。」 ←渡す際に説明しろ! 店員「そうです」 私「(そうですって・・・・ええ~いダメモト・・・交渉開始☆) 説明をしていただけなかったので、 気がつかなかったのですが、 今日は定価になってしまうのですか?」 店員「そうです」 私「(あのな~・・・) では、いつから会員価格になるのですか? どうすれば会員になれるのですか?」 ここで判明。 まず、定価でガソリンを入れて、あのチケットをもらう。 次回、来店時にチケットにスタンプを押してもらう。 さらに3回目来店時にまたスタンプを押してもらう。 スタンプが3個たまると(一個目はチケットをくれる際にすでに押してある)、晴れて会員になれる。 な、なるほど~。 でもさ、それ説明してくれなきゃ、わからないじゃん? 結局、その時は定価で入れて、それがまだなくなっていなかった。(でも、農協でカードで入れれば安いので、もうマドレーヌに行く気力は薄れていた・・・)
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かーどつかい カード使い 【分類】 かーどつかい アビリティ カード使い ギャンブラー クラス 冒険者 職業 能力 編集中 【概要】 Before-one世界に存在する職業の1つ。『ディーラー』。 『カード使い』はアビリティをカードの中に保存することができる職業です。 対象に触れることで、その対象の保有するアビリティを任意でカード化することができる便利な職業です。 なお、カード化されたアビリティはその対象から消失します。 【能力】 適性武器は本。 アビリティカードを保管する『ブック』で敵を物理的に攻撃します。 ブックの攻撃力及び防御力は保有しているカードの量、質で決まります。 アビリティカードの作成には術者の経験点を必要とします。 消費する経験点はそのアビリティを獲得するに必要な経験点と同量です。 【基礎ステータス】 【獲得アビリティ一覧】 【称号】
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この世の根底にあるものは―― 根底にあるべきものは『愛』だ 私はそう信じて疑わない だから私は全ての存在を愛する 最近この街に起こる様々な事件… 死人が何人も出ている 人々が『愛』を忘れているから…悲しい事件は起きるのだ この私、佐藤は学校で国語の教師をやっている。 放課後の仕事を終え、学校から帰る途中に狭い路地を抜けようとしていた。 そこで私は見てしまった。 血に濡れたナイフを持つ男。 横にはたったいま、この男に刺されたのであろう『誰か』が倒れていた。 カンベエ「なんだァお前は…見たのか?ここで何があったのかお前は見たのか?」 『カンベエ/スタンド へヴィー・クライ』 カンベエ「そして今何を見ている?見えているのか?この俺の背後にいる『存在』が… 見 え て い る の か ?」 ああ見えている…見えているさ… 精神エネルギーが作り出すそのヴィジョン… 『スタンド』ッッ!! 佐藤「…この際…そんなことは問題じゃあないんだ… 重要なのは…ここで最も重要なのはッ! お前がたった今! 人を刺し殺したということ…」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ カンベエ「そうかァ~~…それを見られちゃあ… 生かしておけねえなァ~~~~ッッ」 佐藤「 更 生 さ せ て や る 『オール・ラブ』ッッ!!」 『佐藤/スタンド オールラブ』 カンベエ「やはりッ!お前も同じような能力の使い手ッッ! 『へヴィ・クライ』ィィィッッッ!!!」 ****** 佐藤とカンベエの2人が戦いを繰り広げている戦場にもう1人、 スタンド使いが接近していた。 2人は目の前の敵に意識を集中させていたため、その存在に気づいていなかった。 だがもう1人が彼らに攻撃を仕掛けることはないだろう。 なぜなら・・・ 自分がスタンド使いであるということを気づいていないスタンド使いだからだ。 彼の名前は・・・「神城 静夜(カミシロ・シズヤ)」。 『神城 静夜/スタンド スレイヤー』 ト”ト”ト”ト”ト”・・・・ ――遡ること数時間前・・・―― 街の郊外の木々が生い茂る洋館・・・そこが神城静夜の家だった。 父・祖父がともに考古学者の家系で神城静夜は生まれ育った。 そのためか、周囲からは静夜も考古学者になると思われていたが、彼自身もそうなることが当たり前だと思っていたし、そうなりたいとも思っていた・・・ 現在この洋館で静夜は1人暮らしている。 祖父は数年前、友人のイギリス人考古学者とある街へ研究で赴いたときに事故で、 父も1年前にローマの地下遺跡に研究に行ったきり消息を絶っていた。 神城静夜の家族関係は薄幸だったが、2人からたくさんの『愛』を与えられていた。 2人のことを思い出すといつも指先の傷が疼く・・・ 勝手に入った祖父の書斎で静夜は「何か」で指を切り、 それが直接の原因かはわからないが、42度の高熱を出し数日間意識を失っていた。 目を覚ましたとき2人が目の前に座っていた。 その後、医者からどちらか一方は寝ずに自分を看病してくれていたという事実を聞かされた。 静夜は確かに『愛』を与えられていた。 それは彼の心の中の『思い出』が証明していた・・・ 学校が終わり、帰ってきた静夜は窓を開けた。 吹き抜けてくる風が髪をなで、鳥のさえずりや木々のざわめきが耳をくすぐった。 ふと下を見ると・・・ 塀の上で悪趣味な服を着せられた奇妙な猫がうたた寝をしていた。 静夜は窓際のいすに腰掛けて買ったばかりの雑誌を読み始めた。 たわいもない噂話ばかりが載っているこの雑誌を静夜は気に入っていた。 読み終わった後にパラパラとページをめくると、ある記事が目に飛び込んできた。 ―切り裂き魔― 深夜にある町で度々出没する怪人の話だった。 記事「巨大な鎌を持った怪人が夜な夜な出没し、住人を恐怖のどん底に陥れている。― 奇妙なことにこの切り裂き魔は毎回違う姿をしていて男性だったり女性だったり老人だったり子供だったりした。」 静夜はこの記事を見て驚愕した。 「切り裂き魔」の想像図の横に載っているもう1つの写真はこの町のものだった!! このような場合、普通の人は恐れおびえるものだが、静夜は違った。 2人から与えられた『愛』は強い正義の意志となって残っていた。 だがこの「切り裂き魔」に関してはそれ以上に別の『何か』が彼の心を占めていた。 静夜「・・・この切り裂き魔に会わなければいけない。・・・そんな気がする。」 そう呟いた静夜を見届けると塀の上の奇妙な猫は鳴いた後、塀から飛び降りて町のほうへ消えていった・・・ 数時間後、静夜は出会うことになる。 2人のスタンド使い、そして切り裂き魔に・・・。 ****** 「『へヴィー・クライ』ィィィッッッ!!!」 カンベエのスタンド、『へヴィー・クライ』の豪腕が、うなりを上げて 佐藤に襲い掛かる。 その一撃を受け、佐藤はのけぞるようにして吹き飛んだ。 「誰にも邪魔はさせねぇ……この俺が! 犯罪を犯すのはなァ~~~~!」 「……なるほど」 佐藤は、ゆっくりと仰け反った体勢を戻す。 「君のその『スタンド』…… スピードとパワーに優れた、非常に強力な『力』のようだ」 落ち着いた所作でカンベエを見つめるその顔には、傷一つ無い。 スタンドの腕だけが佐藤を囲むように発現し、カンベエの一撃を防いだのだ。 「私は、この世の全てを愛している。自然も、動物も、人間もだ。 だが、嫌いなものが、三つだけあるんだ。 一つ目は……暴力。相手がどんな悪人であろうと、私からは決して 攻撃しない。 二つ目は、日本語の乱れ。『犯罪を犯す』は重複表現だ。 『罪を犯す』なら正しい」 「国語の教師かオメーはよォォォォ!」 再び佐藤に襲い掛かる『へヴィー・クライ』 「その通りだ。だから、嫌いなものの三つ目は……聞き分けの無い生徒なのだよ! 『オールラブ』! 既に! チョークを『頭上高く打ち上げている』ッッ!」 ガガガガッ! 『オールラブ』の放ったチョークが、『へヴィー・クライ』に降り注ぐ。 質量こそ少ないものの、高速で落下する無数のチョークは弾丸の様に 『へヴィー・クライ』を貫く……はずだった。 「『素通り』しただと……ッ!?」 チョークは『へヴィー・クライ』をすり抜け、すべて地面に落下していた。 驚愕する佐藤の鳩尾に、今度こそ『へヴィー・クライ』の拳が突き刺さった。 「無駄無駄。俺の『へヴィー・クライ』は無敵だ…… どんな攻撃もすり抜けちまうんだからなァ~ッ! もし俺を倒し、罰せるものがいるとするなら! それは『神』だけだ! アンタ、『神』じゃあないようだなぁ……先生ヨォ~!」 「……確かに、私は神なんかじゃあない。しがないただの一教師だ…… だが! 『神』であろうと、倒せる可能性があるというなら! 『無敵』というのは、正しい日本語じゃあないな……」 「講釈はそれまでだ。テメェの脳髄、ブチ撒け……ハッ!?」 佐藤に止めを刺そうとするカンベエの腕が、ぴたりと止まる。 ト”ト”ト”ト”ト”・・・・ 「何だ……? これはッ! 『いつ』! てめぇ、『いつ』付けやがったァー!」 いつの間にか、『へヴィー・クライ』の腕に、白い線で絵が描かれている! 「『オールラブ』……チョークで落書きを描いた。 1秒間にきっちり線を一本ずつ、全部で10本……描かれている線は5本! どうやら、その能力……5秒ほどしか持たないようだな」 「だったら何だってんだァ~~~~~ッ! その5秒間で、お前をブチ殺してやるぜッ! 『へヴィー・クライ』ッ!」 凄まじい速度でラッシュをかける『へヴィー・クライ』 スピード、パワー共に、『オールラブ』を上回るその攻撃に、佐藤はじりじりと 押されていく。 『オールラブ』はスピードで劣る分、精密な動きで的確に防御していくが、ダメージは 少しずつ蓄積していく。 だが、佐藤には勝算があった。 (5……4……3……2……!1……!) 『 た っ た 一 撃 』! 『 た っ た 一 撃 入 れ ば 』! 「ゼロッ! この一撃で、お前は更正するッ!」 『へヴィー・クライ』の効果時間が切れる、その瞬間。 『オールラブ』は初めて、その拳をカンベエに叩き込んだ。 二つの影が交錯し、そして……停止する。 「何……だ、と……!?」 カンベエは、驚きに目を見開いた。あまりの衝撃に、スタンドで攻撃することさえ出来ない。 そして、それは佐藤も同様だった。 「……何だこれはァーーッ!?」 声と同時に、ぼとぼとと辺りに血が飛び散る。 カンベエがナイフで殺した……いや、殺したと思っていた男。 瀕死に見える、その男の持つ鎌の刃が、佐藤の腹から飛び出していた。 ****** 大丈夫です。心配ないですよ。 この病気が悪化するなんてことまずありえません。例えば、例えばですよ?飛行機でテロをおこそうと爆弾を持って乗る狂人。そんな狂人が二人もいる便にのりあわせるくらい確率が低いですよ。 そう言って医者は笑った。 俺も笑った。 そして2週間後、、、泣いた。 これは3年前の話。そう俺の兄貴は3年まえに死んだ。初めはなんてことのない病気だった。ただ、、、その病気が予想外の行動を起こし、予想外の結果を起こしたってだけだ。この世に偶然はない。兄貴の死は必然だったのだろう。 たまに、昔兄貴の言っていた冗談を思い出すことがある。 いいか、純。お前も飛行機に乗っていたら爆弾を持ったテロリストなんかと一緒の飛行機に乗ることがあるやもしれん。そんなことやだろ?うん、俺もいやだ。そこでだ!絶対に爆弾魔と一緒の飛行機に乗らずにすむ方法があるんだ。どうすると思う? 先に自分が爆弾を持って飛行機に乗ってしまうんだ。一人なら爆弾魔はいるかもしれんが、同じ飛行機に爆弾をもった人間が二人も乗ると思うか?確率的にありえんよな?これで自分は大丈夫ってわけだ!どうだ!? そう言って兄貴は馬鹿みたいに笑っていた。 俺もつられて笑ってしまった。 二人で馬鹿みたいに笑っていたんだ。。 兄貴の主治医にこの話はしていない。だが、医者は兄貴の死ぬ2週間前にこの話と似たようなたとえ話をした。 なかなか面白い確率だな。いや、、面白くはない、、、な。 この3年前の事をきっかけに、俺のまわりでは次々に普通なら「ありえない」ことが続いた。 親友の死、恩師の失踪、学校のガス爆発、などなど。俺が金持ちと間違われ誘拐されるってこともあったな。そして、、、兄貴に続き両親との永遠の別れ。。。 これらの事件のおこりかたはすべて普通の交通事故なんてレベルではなかった。 まわりが(俺も)普通なら「ありえない」と言ってしまうないような内容だった。 爆弾をもった二人のテロリストと同じ飛行機に乗るような確率みたいに。。。 このようにどういうわけか俺は呪われているようだ。 俺のまわりでは「ありえない」ことがよくおこる。 偶然って言葉が嫌いになるくらいな。 俺のまわりの災厄、これはもう必然だ。 運命なんだろうもう、、、慣れた。。 こんな俺だ。この後どうなるかわかるだろ? そう、俺は出会っちまったんだよ。あの惨劇の場に。。。 俺の名は揚蝶 純。普通の・・・普通の学生さ! ****** フ… 場に蝶が舞った… ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド… 大怪我をした男に腹を貫かれた男… その表情は狂気に満ちており、自分の腹が貫かれたことに驚いているようだった。 また、その男と向かい合う男は何が起きたのかわからずに一歩退いた。 死体はどういうわけか漆黒の鎌を持っており、顔は青ざめ呼吸もなさそうだ。 揚蝶「どう…なっている?」 狂気の男は驚きの顔を急に戻し、無心のような顔つきになった。 そして自分の腹を貫いていた鎌を取る。 カンベエ「…cut…」 ボソっと口からこぼすと自分と向かい合っていた男に切りかかった。 佐藤「ッ!!!」 向かい合っていた男はただならぬ殺気を感じギリギリでかわす。 オレは何がなんだかわからなかった…がいままでもこんなことばかりだった。慣れた。 やたら蝶が多い…そう思ったくらいだ。 カンベエ「cut・・・cut・・・cut・・・cut・・・cut・・・!」 狂気の男は鎌を振り回す。 オレはそんな状況を見ていて自分でも驚いた。 『一歩踏み出した』のだ。 …ありえない… 狂気の男の殺気を感じ取ったのか・・・? それとも向かい合う男を救わなきゃと思ったのか・・・? 否 何か…そう…『無造作にッ』一歩踏み出したのだ。 場の空気が…変わった。 ****** 佐藤(なんだ?今の一瞬の出来事はなんなんだ? 私の『オール・ラブ』が拳を叩き込んだと思った刹那…… 鎌の刃が私の腹から飛び出していた ここまでは…ここまでは理解できないことはない… ナイフで刺され死んだはずの男は実は死んでおらず、鎌を持って私を襲った… 何故、彼が私を襲ったのかはわからないが…『事実』としてそういうことも起こり得るだろう だが… 次の瞬間 その鎌は私に傷を与えず、今まで私と戦っていた、奴のドテッ腹に突き刺さっていたッッ!!) ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド 佐藤の頭にふと、一つの言葉がよぎった 『量子トンネル効果』 量子トンネル効果とは、量子力学の分野において通常ではエネルギー的に乗り越えられるはずのない障壁を、ある一定の確率で粒子が通り抜けてしまう現象である。 さらに噛み砕いて言えば、壁に向かって投げたボールがその壁を破壊することなく通り抜けてしまう可能性があるということだ。 佐藤(例えば、『量子トンネル効果』によって鎌が私の体をすり抜けたとしたら… だが…実際にそんなことが起こり得るのか? 普通に考えたとしたら有り得ないよな… しかし…『可能性』が…存在するのなら…?) 佐藤は気づいていなかった。彼の周りに舞う一羽の蝶に。 そして佐藤の思考はそこで中断された カンベエを鎌で突き刺した男の体は再び崩れるように倒れ… カンベエ「cut!cut!cut!」 カンベエがその鎌を振り回し暴れ始めたのだ その眼に宿る闇はカンベエのそれとは違っていた 佐藤「こいつ…さっきまでとは雰囲気が違うッ これは…能力だ…『スタンド能力』ッッ まだ…潜んでいるのかッ…他の『スタンド使い』がッッ」 カンベエの振り下ろす鎌を佐藤がギリギリでかわした瞬間だった 辺りが無数の輝く蝶に包まれる ハッとした二人の動きが一瞬止まった そしてその輝く蝶の群れの中から… 一人の少年が現れた ****** 揚蝶「どう…なっている?」 「偶然」通りかかった暗がりの路地。 揚蝶は恐ろしい光景を目撃した。 目と鼻の先で「何者」かが争っていた。 刃物で殺された(ように見える)死体。 傷を負ったスーツ姿のサラリーマン風の男。 こちらに気づいたらしくその男が揚蝶に向かって何かを叫んでいた。 その男の近くで腹部からおびただしい血を流した男が、 虚ろな瞳で何かを呟きながら手に持った巨大な漆黒の鎌を振り上げてゆっくりと向かってきた。 その鎌にべっとりと塗られた血は月の光に照らされて妖しく輝いていた。 揚蝶「ウ … ウ ア ア ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ーーーーッッ!!!」 揚蝶は物凄いスピードで走り出した。 揚蝶「目の前で 殺 人 が起きた!!!早く安全な所へ!!!」 「あいつら…一体何なんだ!?あのそばにいた幽霊みたいなものは…!?」 「もしや…俺のまわりに現れる『蝶』と何か関係があるのか?」 「この『蝶』は一体…」 「 何 な ん だ !?」 揚蝶は一種のパニックに陥っていた。 彼が走っていった通りは… 民家の少ない郊外へと向かうものだった。 佐藤「マズい…… 早く追わなければ…… あの少年も…… 殺されてしまう……!」 佐藤は壁を支えにしながら2人を追った。 ****** 『マズい』…… 『彼』は、焦りを感じていた。 『スタンド』同士の戦い。特殊な能力を持つものとの戦いは、これが 初めてではない。 今まで何度か戦いを潜り抜けてきたし、その中で「強敵」と感じる相手と 戦ったこともある。 しかし! 今、この状況は! 今まで経験したことのない、未曾有の『マズい』事態だッ! 一体、何が起こっているんだ!? 前を走る背中を追いかけながら、彼は胸中で叫んだ。 『 一 体 こ れ は 何 な ん だ ッ ! ? 』 『スレイヤー』は絶叫した。 「宿主」は腹部から血を失っているというのに! 体温はどんどん上昇し、身体中にボツボツと発疹が出来ている。 身体の操作が次第に鈍り、全身が鉛のように重くなっていく。 自分自身が痛みを感じるわけではないが、『感覚』として、スレイヤーは それを感じていた。 スレイヤーは、『スタンド』を支配する『スタンド』だ。 本体である神城 静夜に、『スタンド使いを近づけさせず、平穏な暮らしをさせる』 ただその為だけに存在している。 隙をつけば、今支配しているカンベエのようにスタンド使いであろうとも 支配できるし、「スタンド使い」と「スタンド」の『絆』を断ち切って スタンドを刈り取ることも出来る。 それが故に、「スタンド攻撃」への感覚の鋭敏さは、人間の持つそれとは 段違いに鋭い。 そして、スレイヤーの『感覚』は、この「宿主の不調」を…… 『 ス タ ン ド 攻 撃 に よ る も の で は な い !』 と感じ取っていた。 (とにかく……このままではマズい! 『宿主』を変えなければッ!) 『理解不可能』な『宿主の不調』……それが、スレイヤーを焦らせた。 「cut! cut! cuuuuuuuut!」 カンベエの手を離れ、スレイヤーは強引に揚蝶 純との距離を詰めると、 その刃を一気に振り下ろした。 ****** 「ウワァァァァァッ……!?」 身体を刃が駆ける感触に、揚蝶は思わず悲鳴を上げた。 しかし、「刃が通り抜ける感覚」はしたにもかかわらず、痛みは全くない。 「また…… 妙な事が……?」 何かにぶつかったはずなのに、怪我は無い。 ……今まで、そういうことは何度かあった。 のっていた車や電車が事故に遭って、自分だけが無傷で生き残ることも。 そんな時、決まって周りにこの蝶がいた気がする…… ふと、揚蝶が周りの蝶に目を向けた瞬間。 『全ての蝶が崩れ落ち、目の前に浮かぶ鎌に吸い込まれるようにして消えた』 途端、揚蝶の背中を、ぞくりとしたものが駆け抜けた。 先程までは、異常な事態に驚きつつも、どこか恐怖心はなかった。 根拠は無いが、『自分だけは助かるんじゃあないか』 そんな思いが、心のどこかにあった。 しかし! 今、揚蝶の心は完全に『恐怖』が支配している! 何か『頼るべきもの』が! 失われてしまったような『感覚』! 時間が、いやにゆっくりと感じられる。 まるで水の中にいるような動きで、目の前の鎌がもう一度その身をもたげ、 一気に揚蝶に向かって振り下ろされ……そして、両断した。 「……『運命の女神』ってヨォ~~~~。言うじゃねえか」 低い声が、辺りに響くのを、揚蝶は耳にした。 「『運命』……言い換えればそれは、『必然』だとか…… あるいは、『偶然』とも言うのかも知れねぇ。 だが、どっちにしろ……もしそんなものを、操れる『力』があるとしたら! ……それは、『神』と呼ばれるものなんじゃあねぇのかぁ~~~~!? さっき『偶然』! アンタの能力に気付いちまった。 操られてても意識はあったからなぁ~~! 『ヘヴィー・クライ』! 『他人』も『素通り』させられるとは、 『偶然』だったぜ! 何せ今まで、他人を守ろうなんて考えたこともなかったからなぁぁぁ!」 揚蝶の目の前には、振り下ろされた鎌。そして、鎌を睨みつける カンベエの姿があった。 「この『鎌』……どこのどいつのスタンドかはしらねえが、 俺の手から離れたのは失敗だったな…… それにしても、ひでぇ体調だ……こりゃあ『はしか』か? 『偶然』病気にかかった、って、そう言う事か? しかし、それが結果、アンタを助ける事になったわけだ、『神様』よ」 カンベエは揚蝶ににやりと笑いかけた。 『スレイヤー』の誤算。それは、スタンドであるがゆえに、 「人間の病気」というものを知らない、という事だった。 『たまたま眠っていたウィルスを偶然活性化させる』のは『攻撃』ではないし、 病気によって引き起こされる諸症状も、『スタンド攻撃』ではない。 しかし、その『理解不可能』な事態が、宿主から離れるという致命的な『ミス』を スレイヤーに発生させた。 「c……cut! cu……」 「二度も同じ手を食うか! 『ヘヴィー・クライ』ッ!! オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ オラァァァァァ~~~~~~ッッ!」 凄まじい威力の拳が、凄まじいスピードでスレイヤーに叩き込まれる。 一瞬にしてスレイヤーは粉々になり、消え去った。 消え去るスレイヤーを見送り、カンベエはいつもの言葉を口にする。 「……てめぇも神じゃあなかったようだな」 ****** カンベエはいつも考えていた。 この世に『信じられるもの』はあるのか?と。 俺は今までまるでハキダメのような生き方をしてきた。生きるためならなんでもやった。「自分以外を信じない」「法を破る」それが生きることだった。 産まれてこの方 親なんて「物」を見たことがない。仲間?そんな「物」あるとも思わない。信じられるものなんてありゃしなかった。そんな存在を信じてなかった。ただ……ただ、一番欲しいものだったのかもしれないが。。。 そんな人生に絶望しきっていた二十二歳の時(現在から八年前)。カンベエにある奇跡が起きる。。。 いつものようにカンベエは獲物の目星をつけた。目星を付けたのは金持ち風でヒョロイ体格のスーツの男だった。半殺しにでもして金を分取ってやろう。そんなことを軽く考え近づいた・・・ が、目を付けた相手が悪かったようだ。相手はヤクザだったのだ。初めは一人だけだったがカンベエが男に殴りかかるとすぐに周りには仲間がズラリってわけだ。 おいおい、そんな男ばっかで何する気だい? そんな皮肉を言う暇もなく男達にボコボコにされる。 あぁ、死ぬな。。。 カンベエは思った。死ぬのも悪くない。ヤクザにボコられて死ぬのも俺らしい。そう思った・・・と、次の瞬間。何かにささったのか右手に鋭い激痛が走る。殴られ、蹴られ続けているのにその痛みはさらに強烈だった。 「オマエ シヌキカイ?シンジラレル モノ モ ナイママ」 ****** 頭に声が響く 幻聴か?そう思った。思った瞬間、さらにありないことが起る スカッ! 俺を殴りつづけていた男の蹴りが空を切る。 次の男も、さらに次も、、、男たちは気味悪がりカンベエから距離をおく。 そのすきにヨロヨロと立ち上がるとカンベエの横には見たこともない奴が立っていた。 カンベエにも何者かわからない。わからないが、ある種の確信はあった。 あぁ、こいつなら少しは「信じられる」と 数分後、カンベエの周りには肉塊が横たわっていた。 ことが終わり、カンベエはいきなり現れたものを見る。これが噂に聞いてた「神」ってやつか?・・・いや、違う。それはわかっていた。だがこれは「神」に与えられた力なのだろう。神に選ばれた俺につかえる「天使」なんだろう。 「神」ってのはこいつよりすげ~んだろうな。会ってみて~な。「神」なら、、、神なら心のそこから「信じられる」のでは? 神に会いたい! このときからカンベエの暴走は続く・・・揚蝶に出会うまで。 ―――――――――――――――――― 「へへ、やっと出会えたぜ。『神様』よ~。あんたに会うために俺は今まで生きてきたんだ。あんたに会うために『罪』を犯してきたんだ。あぁ、うれしいね~。 ただ、、、脇腹の傷のせいかな?はしかもあるしな、体がすげ~だるいんだ。目も、、見えにくくなってやがる。だがよ~そんなのはどうでもいいんだぜ。なんたって俺は『神様』であえたんだからよぉぉぉ。」 揚蝶は目の前の男の状況を見て思う。この人の状況はヤバイ、と。 「ぼ、僕は神なんかではありません。「普通の」学生です それにあなたは『偶然』という言葉を使いすぎです。もし神がいるなら偶然なんてものは、、、」 揚蝶が言い終わるのを待たずカンベエの意識はすでになかった。。。 カンベエ リタイア! ****** カンベエの最後の攻撃で「スレイヤー」は破壊された… また揚蝶の周りには蝶が舞いはじめた。 揚蝶「この蝶…『何かが起こるとき』ッ!そう…『何かが起こるとき』にはいつもいたような・・・『気がする』ッ…なのになぜか…何故か確信を持って言える…!兄さんが死んだときも父さんや母さんが死んだ時も… あの時も!あの時も!あの時も!あの時も!あの時も!」 ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ! ! ! 佐藤「・・・ッ!」 ようやく佐藤は追いついたがカンベエは既に生き絶え、そしてその遺体の前で蝶を見つめ息を荒げる揚蝶がいた。 揚蝶「おれ以外には見えない『蝶』ッ!小さな頃から…「珍しい蝶がいる」って捕まえようとしても絶対に捕まらず、兄さんに言っても見えていないようだった…」 佐藤「・・・精神の像(ヴィジョン)・スタンドという…」 佐藤は揚蝶の独り言を遮るように口を開いた。 揚蝶「スタ・・ンド…」 揚蝶はようやく佐藤に気付く。先ほどの「向かい合っていた男」だ、と。 佐藤「私の『オールラブ』…そしてこの殺人鬼の『ヘヴィー・クライ』といっていたもの…先ほどの『鎌』…。それが『スタンド』だ。」 揚蝶はうん、うん、とうなずくでもなく黙って聞いている… 程なく先ほどの場にいた青年がそこを通りかかった。 神城「・・・」 『スタンド』・・その概念が彼の心の中をかき回すようにぐるぐる 回った… ギョンッ!! ぐるぐる回ったと思ったら先ほどの『漆黒の鎌』が再び現れたのだ。 神城は驚きしりもちをついた。 佐藤は気付いた「『鎌』の本体はこの青年である」と。 そしてこの青年もまた、「無意識のスタンド使い」であると。 鎌は佐藤に向かって切りかかろうとした。が・・・ がしィッ! 神城が鎌を掴んだのだ。これは鎌でさえ…神城でさえも予想だにしなかっただろう。 「特に意味は無い行動」を人は取ることがある。 神城の今の行動意識は「その程度のレベル」であった。 鎌は神城を宿主にしてしまう。 神城の表情は変わり、怯えや恐怖・不安といった表情が薄れていく。 神城「これは僕の『スタンド』。そういうものなんだろう?『スレイヤー』。昔からそんな名だったんじゃないかな。『絆』を切り裂く、スタンドだ。」 神城は確かな愛を与えられいた。本人もそれを認めていたし周りから見ても明らかであった。しかしこの『絆』を切り裂くスタンドは神城の何処から生まれたものであろうか…。 二面性・・・神城の陰陽の如く別れた二面性からである。 「愛と正義」の心を持った神城静夜が「出来心から勝手に入った」祖父の書斎。その「出来心」は神城の中では小さいが「確かな悪」でありそれは『スレイヤー』として神城と共に成長し、今では神城の「愛と正義」の心と対を成すまでに大きくなっていた。 神城「『こっち側』に出てきたのは初めてだよ。フフっ…今までは『この男』を守るための存在だったけど…もう『自分』を守るために闘えるんだね。」 佐藤と揚蝶は身構えた。目の前の男が発する殺気は、殺人鬼のそれと近しいものになっていた。 蝶が舞う。 揚蝶「『バタフライ・キッス』僕が付けたんじゃァない。この蝶達が伝えてきた。全ての蝶には『自我』があるようだ。しかし『別々のこと』を考える事はない。全てが同じ目標を見据えて行動する。」 佐藤は考えた。この少年は『正義と悪』の『両極』を持っている。自分のスタンドで更正させる事ができない。と。 再起不能にできるのか・・・・自分に若者の未来を摘み取れと言うのか… 揚蝶という青年。神城という青年。間違い無くどちらかの未来が摘み取られてしまう。 佐藤が悩む間に神城は動いた。 神城「ハッハァーー!『スタンド使いが僕だけになれば』間違い無く僕は安全だよねェェェェェ!!!?」 佐藤に切りかかる神城。 佐藤「くそッ!『オールラブ』ッ!『チョーク・ブレッド(チョーク弾)』ッ!!」 ガガガガガガガガガガガガガ!!! チョークで足止めし、距離を取る佐藤。 揚蝶「この『バタフライ・キッス』…自分で操作ができないッ…?」 揚蝶がスタンドに自分の精神力を削れば削るほど蝶が増えつづける、良く見ると妖精の様でもある。 動き回る佐藤と神城にそれは次々に触れる。 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ! ! ! 天気の良くなかった空から雷鳴が鳴り響く。 ガァァァァァオォォォォォン!!! 神城「ぐああああああああああああああああ!?」 雷が神城に落ちた。 神城「ぐ…お・・・お・・・。」 生きている・・雷が落ちたこともそうならば、生き残ったこともまた『バタフライ・キッス』の能力。 バタフライ・キッスは「何者にも味方しない」気まぐれなスタンドあった。 ****** 倒れている神城の傍に、生徒手帳が落ちていた。 佐藤をそれを拾い、目をやる。 佐藤「神城 静夜…大人びて見えるが、まだ中二か…何より一番の驚き…私の学校の生徒じゃあないか…」 神城「ああ…僕はあんたのこと知ってるぜ佐藤先生…」 そう言いつつ、神城は再び立ち上がろうとする。 佐藤「やめろ。雷の直撃を受けたんだ…今それだけの元気があるだけでも奇跡的だ」 神城はその言葉を聞かず、スレイヤーを握り立ち上がった 神城「うるさい…殺してやる…」 佐藤に切りかかる 反射的に佐藤は一歩退いてかわす 佐藤「聞き分けの無い生徒だ… ところで…そこの君、名前は?」 神城を見据えつつ、佐藤は揚蝶に話しかける 揚蝶「え…俺ですか…揚蝶 純ですが…」 佐藤「ふむ…なら純と呼ばせてもらおう… 純、君のスタンドを何とかしてくれないか?どうも…先ほどから起こる『有り得そうもない』出来事は、このスタンドの能力としか思えないのだが… このままでは何が起こるかわかったもんじゃあない」 佐藤はさらに切りかかってくる神城をいなす 揚蝶「佐藤先生…だっけ? このスタンド…『バタフライ・キッス』はおれにもどうしようもないんだ…制御できないんだッ!」 佐藤「やれやれ…未熟な生徒が多いな…」 揚蝶「み…未熟?生徒?」 佐藤は険しい顔の中に少しだけ笑みを浮かべた 佐藤「お前学生だろ?私の目に映る全ての学生は私の生徒なのさ…フフ…」 神城「死ねッ」 落雷のダメージが残る体で、さらに神城は切りかかる だがそれまでのようなスピードはもはや無い 佐藤はなんなく避ける 佐藤「スタンドは精神エネルギー… そのスタンドを操れなかったり、逆に操られたりするってのは、 まだまだ精神が『未熟』ってことだ… 純…神城…二人とも もっと『成長』しなきゃあな…」 辺りを舞うバタフライ・キッスを眺めて揚蝶はつぶやく 揚蝶「『成長』…?」 その時だった 大型トラックが三人のいる場所に突っ込んできたのだ 佐藤「なッ…!!」 揚蝶は思った こんな道に大型トラックが突っ込んでくるなんて普通は有り得ない…が、それもこの『バタフライ・キッス』の能力のせいなんだろう そして自分はここで死ぬのだろう… 目の前が真っ暗になった しかし、再び揚蝶が目を開けると、目の前にさきほど自分達の場所に突っ込んできたはずのトラックが煙をあげて停止していた 横には自分と同じように呆けた顔で尻餅をついている神城がいる 揚蝶は気づいた トラックが三人を轢く寸前、佐藤が神城と揚蝶を突き飛ばしたのだ そして、トラックのすぐ傍に佐藤は倒れていた 地面を真っ赤に染めて 佐藤「私の生徒を死なせるわけには…いかないからな…ハハ…」 弱りきった佐藤が力なくつぶやいた 神城「そんな…そんな…僕を…助けるなんてッ…」 神城は泣いていた 本来持っていた正義の心が、涙を流していた 神城の握る『スレイヤー』は漆黒から銀白へ、その色を変えていた 揚蝶「佐藤先生…俺のせいだ…俺の…」 佐藤「純…良いんだ…お前はまだ生きなきゃあならない… お前のその能力は必ずお前の力となる…『成長』しろ…そして幸せな人生を歩…め… そして神城…お前も…闇に飲まれちゃあいけない…正義の心を持っ…て……」 最後の言葉を語る前に、佐藤の眼が静かに閉じた 揚蝶「うあ… うああああああああッッッ だめだッ佐藤先生!死なないでくれッ! 死んじゃだめだァァァーーーーーーーッッ!!!」 揚蝶が叫んだ瞬間、あたりを自由に飛びまわっていた『バタフライ・キッス』が揚蝶の元に集まりだした 揚蝶「バタフライ・キッスが低い確率の事象を起こすというのなら! 『佐藤先生が助かる確率』だって少しはあるはずだッッ! 『バタフライ・キッス』よ!佐藤先生を助けてくれェェェーーーーッッッ!!!!!」 『バタフライ・キッス』は佐藤を取り囲み、輝きを放つ。 数十秒…いや、数分経っただろうか あるいは何秒かほどだったのかもしれない バタフライ・キッスが姿を消し ゆっくりと佐藤は眼を開いた 神城「はッ!先生ッッ!」 揚蝶「佐藤先生ッッッ!!!」 佐藤「お前達…事故車両からはできるだけ離れたほうがいいぞ…火災の危険があるからな…」 佐藤は二人に笑みを見せた 『バタフライ・キッス』は極めて確率の低い事象を現実のものにするが、その事象の決定は揚蝶の意志には関係なくアトランダムである だが、『偶然』に本人の意志とその『事象』が一致する確率は、極めて低いながらも存在していた しばらくして救急車やパトカーが通報を受けて事故現場に到着した そしてそこには、泣きながらも笑いあう二人の生徒と、一人の教師がいた。 第2話『神と鎌』 To Be Continued... ・外伝『月影蝶夢』
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ガソリンスタンド 主なスタンド 取扱サービス・設備 コメント ガソリンや軽油などの各種エンジン用燃料を主として販売している場所。 ポケモンコロシアムには「町外れのスタンド」というガソリンスタンドっぽい場所がある。 主なスタンド ケッキングorヒヒダルマorゴリランダー:ENEOS マスコットキャラのエネゴリから シェルダーorパールル:昭和シェル石油 ヒトデマンorハッサム:出光興産 ウルトラマンゼアスから ライコウorエレブー:Esso ペットマークが虎なので スワンナ:キグナス石油 ケルディオ:モービル ペガサスのイメージ ヒードラン:モダ石油 北海道(シンオウ地方)にあることを意識して ユキノオー:ホクレン(シンオウから) アンノーンJ A:JA-SS ピチュー:イトーチュー ポリゴンZ:ゼネラル石油 リザードン:オカモトセルフ ミツハニー:三井石油 取扱サービス・設備 タブンネ:給油 いやしのはどう必須 ホイーガorドンファン:タイヤ ウォッシュロトム:洗車 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 プラスル マイナン:シェブロン -- (ユリス) 2021-05-22 11 39 53 コスモウム系統:コスモ石油 ジャラコ系統:ミツウロコ 分類から カリキリ系統:蒲田石油 同上 -- (名無しさん) 2021-05-20 16 43 12 草案 主なスタンド レアコイルorダグトリオ:三菱商事エネルギー ディアルガ:ダイヤ昭石 キマワリ:日見田商事 ニャルマー:ミツウロコ イメージキャラクターのちびまる子ちゃんから ニョロトノ:ライフ白銅 ポケモンスタジアム金銀のカラー(ライムグリーン)から オムスター:GSカルテックス ポケモンスタジアムのカラー(ピーコックブルー)から ビビヨン(たいようのもよう)orビビヨン(モダンなもよう):SK ロゴマークが蝶のようなので トゲキッス:トタル ウォーグル:ペメックス アンノーンQ:Q8 ファイヤー:台湾中油 -- (ユリス) 2020-11-01 15 15 31 主なスタンド ゼラオラ:Esso -- (ノーズマン) 2020-11-01 14 04 19 草案 主なスタンド ソルロックorソルガレオ:太陽石油 ポポッコ:BP ラティアス ラティオス:シェブロン -- (ユリス) 2020-10-30 22 05 41 主なスタンド マルマイン:丸紅エネルギー セルフランド -- (ノーズマン) 2020-10-30 15 35 09 草案 ポリゴンZ:ゼネラル石油 リザードン:オカモトセルフ ミツハニー:三井石油 -- (ユリス) 2012-10-29 21 40 23 草案 ユキノオー ホクレン(シンオウから) アンノーンJ A JA-SS ピチュー イトーチュー -- (名無しさん) 2012-08-14 17 19 22 草案 ケルディオ:モービル ペガサスのイメージ ヒードラン:モダ石油 北海道(シンオウ地方)にあることを意識して -- (ユリス) 2012-08-13 21 35 07 草案 オニドリル 九州石油(ストーク=コウノトリの意味) ピカチュウ SOLATO(AAの・▲・)から。 -- (名無しさん) 2012-08-13 21 00 06
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本体名…レッド(本名不明) 父親が持っていた矢に貫かれ発現。職業は代々陰陽師。 スタンドを式神だと思ってる 性格は狂っているが頭の回転は以上に速い。普段は温厚で理知的な振りをしている スタンドの能力のせいか、現実の世界も夢の世界の一つと認識している。 口癖は「無限の可能性に生きる、そう考えれば今日も楽しいだろ?」 スタンド名…L Arcーenーciel パワー0 スピードA 射程距離0(呼び出されたものは本体から1キロ) 精密動作0 成長性D 死んだ存在をこちら側に呼び出す事ができる。 呼び出されたものは生前の意志に関係なくレッドに支配されて動く。 死んだスタンド使いが多ければその分強くなる。そのためにスタンド使いを殺す。 また、本体だけなら他次元(本体曰く、夢の世界)に飛ばす事ができる。 スタンドは狼の形だが一切自分では攻撃できない。 一回に喚べる存在は今のところ3体が限界だが… 第3部に登場
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ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・ ?1「さて・・・と、どうするかな。 ?2「どうするっても、今から大臣の娘をさらいにいくしかねぇだろ? 江藤「・・・(コイツら、さっきの女が目的なのか) ?1「ちょっと確認してみる。 ―Prrrr・・・ あ、もしもし?ベンちゃん? そそそそ、俺だよ! ちょ~っと聞きたいんだけどさぁ? 言われた車を襲撃したら娘じゃなくて一般人が乗ってたんですけど? え?・・・うん、うん。 悪党以外殺さないもんね、説得しとくよ! ・・うん、うん。あい了解~! ―ピッ・・・ ?1「・・・放っといて織須田高校に向かえとさ。 そこに娘がいるそうだ。 ?2「お前・・・そんなキャラだったっけ? まぁ、それは良いが殺さないってのはどういう事だ? ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・ ?1「お前はどうか知らんが、俺たちは正義の執行者だ・・・ 車のドアを開け、中から黒服の死体を引きずり降ろしながら男が答える。 ?1「だから罪の無い一般人を殺す事はしない。 殺していいのは・・・ ―ガッ・・・ 降ろした死体の頭に足を乗せる男・・・ ?1「一みたいな悪党と、それに組みするコイツらみたいなクズだけだ・・・ッ! 分かったら乗れ。さっさと行くぞ。 ?2「はいはい・・・分かりましたよ。 ―・・チャッ その言葉と共に後頭部へ押し当てられていた堅い物が離され、男は車へと歩き出す・・・ 江藤「・・・(助かったのか?) ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・ ?2「あ・・・そうだ、忘れてたわ。 ―クルッ。 男が振り向く。 その手には拳銃が握られており、銃口は江藤へ向けられていた。 江藤「ッ!? ?2「俺は正義の執行者じゃなかったわ。 人を殺せりゃあそれでいいのよ。 ?1「やめろッ!! ――ガンガンッ!! もう一人の男の抑制もきかず、男は引き金を引く。 次の瞬間には無慈悲に頭を打ち抜かれた学生の死体が転がっている筈であった・・・が ドドドドドドドド・・・・! ?2「なん・・・だと? 江藤「・・・! ?1「・・・あり得ん。あり得るはずがない・・・ッ! 黒服「・・・先輩! 大丈夫ですか!? ドドドドドドドド・・・・ 先ほど、足蹴にされていた黒服が江藤と男の間に割って入り、その身を盾にして銃弾を防いでいた。 ?2「死体が動いただと・・・ッ!? 黒服「ガルネリウス・・・ッ! 江藤「・・! 田村ッ!!死体にとりついて・・お前大丈夫かよッ!? 轡を外された江藤が叫ぶ。 黒服(田村)「えぇ、大丈夫ですよ。スタンドがやられなきゃ俺は痛くも痒くも無いですから。 江藤「そういや、そうだったな・・だが、どうしてここに? 田村「俺は・・先輩が女に入れ込むようになってから、ずっと尾けてました。 いつか、昔みたいな尖った漢に戻るのを待ってたんです・・・ 江藤「戻るも何もねぇぜ・・・髪の毛は抜けても牙は抜けちゃいねぇッ! ただその牙を彼女を守るために使おうと決めただけだッ! 田村「それが腑抜けちまってるって言うんだよおッ!! 他の学校の奴らに何て言われてるかアンタァ知らないだろッ!! 『ストッキング番長』とか『ハゲ番長』って言われてるんだぞッ!!!悔しくないのかよッ!! 今だって拳銃突きつけられた位でこんな奴らにビビっちまってッ!! これじゃアンタ、ただのハゲじゃねえかぁッ!! 江藤「・・・!! ?2「おいぃ・・・? 今のは聞き捨てならねぇなぁ? 『こんな奴ら』だと? 興をそがれたんでこのまま学校へ行こうと思ったが 殺る気がフツフツと湧いてきたぜぇッ! ?1「おい、中島ッ!やめろ! 中島「うるせぇッ!俺に指図すんじゃねぇッ! 俺は人間を殺せりゃそれで良いんだッ!! さっきだって全員殺っちまいやがって・・・俺にも殺させろ! ?「殺したら、ボスの命令に逆らう事になるんだぞ・・・! 男は忌々しげに脅しをかけるが、中島と呼ばれた男に耳を貸す様子はなかった。 中島「構わねえ・・・! てめぇ一人でさっさと行けよ、急いでんだろ? それと、命令が終わって帰ったらボスに伝えとけ。 『追っ手をかければ、全員殺す』・・ってな! ?「・・・・後悔するぞ。 中島「後悔? ふはははははッ!生まれてこの方したことねえよッ!! ―バタン・・・ッ。 ―ブロロロロ・・・・ 男が立ち去ると、嫌な空気が周囲に満ちあふれる・・・ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・ 江藤「・・・!(もしかして、これが殺気ってやつか) 田村「え、江藤先輩!何とかしてくださいッ!! 江藤「いや、怒らせたのお前だし・・・ 田村「だってあんなに怒るなんて思わなかったんですよ! 江藤「だよな・・・ご都合主義ってやつか。 中島「何をごちゃごちゃ言ってやがるッ!! 江藤「何でもねぇよ! ・・・田村、腕の縄ァほどいてくれ。 田村「はいッ! 江藤「オッサン、ちょっと待ってろよ・・・ 中島「・・・・・ ―パサッ ほどけた縄が地面に落ちる。 江藤は大きく腰を伸ばして 二、三度肩を回す・・・ ドドドドドド・・・ 江藤「待たせたなぁ・・・オッサンよぉ。 ボッコボコにしてやんっかんな? 田村「さすが先輩!ヨッ!男の中の男!! 中島「(ほぉ~ぅ・・・さっきまでビビってた野郎が生意気な口聞くじゃねえのッ!) ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・! 中島「そんじゃあ・・・ブッ殺すとしますかぁッ!! ―ドギャドギャドギャンッ!! 何の躊躇もなく弾丸を発射する覆面の男・・・ 通常であれば次の瞬間には絶命し倒れる標的がそこにいるはずであった。 だが ドドドドドドドド・・・・! 江藤「セクシャル・バイオレット・・・! 中島「な・・・にッ!? 隆起した地面が盾となり銃弾を受け止めていた・・・ 江藤「弾丸を弾いたりは流石に無理だがよぉ~・・受け止める事なら朝飯前だぜッ!! 田村「さすが・・・・先ッッ輩!! 中島「・・・こいつは驚いた。お前『も』スタンド使いかよ? まぁ、スタンド使いは引かれ合うって事か。・・・ったく、この町はどうなってんだか。 田村「先輩ッ!コイツお前『も』って言ったッ!! 『も』ってッ!! 江藤「あぁ・・聞こえたぜぇ。 昨日今日と連戦かよ・・・ 最近やたらとスタンド使いと会うんだよなぁ~・・・ 中島「はぁ~ん・・お前もかよ。 て、事はそれなりに実戦経験もあるって事だよな? ・・・面白えッ!殺りがいがあるってモンよ!! そう言って、中島は拳銃を捨てる・・・ 田村「あ、チャンス! うしゃあぁあーッ!!死にさらせぇーーッ!!! 江藤「馬鹿やめろ! ―グバアァアアッ!! 江藤の制止も聞かず、田村(黒服)は目の前の男へと飛びかかるッ! 中島「阿呆が・・・! ―・・・スッ 田村「何だそりゃぁッ!? 両手を前に突きだして嫌々のポーズかよッ!? ―ズ・・・ブッ! 田村の動きが直前で止まる・・・ 田村「・・・・え?こ、これはッ! 中島「救いようのねぇ阿呆だな・・・! ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・ 中島の掌からは無数の刃が生えており、その刃は田村(黒服)の身体を貫通し動きを止めていた・・・ 田村「・・・ゴフッ! 中島「まず一人・・・! 江藤「た、田村ぁーーッ!! ドドドドドドド・・・・ ―キーンコーンカーンコーン・・・お昼の時間でし!本日購買部にて焼きそばパンが二割引でし! 生徒諸君は購買部へ急ぐでしッ!! 中条「うおぉおおおおぉお~~ッ!! どけどけぇー!焼きそばパンッ!! ―ダダダダダダッ!! チャイムと同時に購買部へ向けて疾走する中条! 中条「(ここは三階、購買部は一階!廊下を一直線に駆け抜け端にある階段へ向かいたいところだが・・・この時間は混雑必至ッ! 敢えてベランダから出て端の教室まで抜けていくッ!!) ―ダダダダダダ・・・ッ! 中条「(くッ・・!やはり階段はすし詰め状態か・・・ だがしかぁ~しッ!! 俺にはスタンドがある! マーラ・ザ・ビックボスッ!!) 「早く行けよ!売り切れちまうだろ! 「うっせー!行きたくても前が詰まってんだよ! 「きゃあッ!誰かお尻触った!! ―ガヤガヤ・・・ 中条「(いっけぇ~ッ!!) ―シュルシュルシュル・・・ 生徒「ん、何だ? ―グイィッ!! ビックボスの触手を目の前の生徒達の隙間にねじ込み、横に押しのける・・・ これにより、十戒のように中条の目の前にある人の海が割れていくッ! 中条「フヒヒッ!これで焼きそばパンは俺のものだあぁあ~ッ!! ―・・ザッ! 購買部に一番乗り・・・ではなかったが、まだ生徒はまばらにしかいない。確実に目当ての物はまだあるだろう。 中条「おばちゃん!焼きそばパン二つ頂戴! ・・・しかし おばちゃん「ごめんねぇ~、売り切れちゃったのよ・・・ 中条「な・・・馬鹿な・・・! ありえないッ! (まさか新手のスタンド使いの仕業か・・・!? ) ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・ 中条「んな訳ねぇか・・・ 考えてみりゃ一階の三年の奴らの方が断然早く着くんだもんなぁ・・・早く三年になりたいぜ。 ―ガララ・・・ッ。 目当ての物が買えなかったため、別の物を購入し教室に戻る。 大和久「おぅ中条、焼きそばパン買わねえか? そこには大量の焼きそばパンを売りさばく大和久の姿があった・・・ 中条「んなッ!?な、何で!? O・C「ご説明しましょう。 実はマスターは授業が終わる前から購買部へ行っていたのです。 大和久「(お前・・勝手に出てくんなよ) 中条「あ・・・まさか・・・!スタンドを使ってッ! O・C「そう・・・あなた方が見ていたのは教室に座っていたマスターの過去の姿・・・ 本当はとっくに居なかったのです・・・! 中条「・・・・!(昨日もだったが、スタンドの使い方がセコいな) 大和久「いるのかよ? お前なら知り合い特価で250円で良いぜ? 中条「250円って・・定価じゃねえかよ。一体いくらで売ってんだ? 大和久「あ?400円だよ。 握手つきで400円。 ・・・はい、毎度~。 パンを買った女子生徒にお釣りを渡す際にさり気なく手を握るように添えて渡す大和久・・・ お釣りを受け取った女子はその場を離れた後、友人とキャイキャイ騒いでいた。 中条「あ・・なるほどそういう事か。 大和久「セコいとか思ってんだろ。 手紙返すのだって金がかかんだ・・・察しろよ。 それに見た目が良いってのは天が与えた一種の才能だ。 その才能を使って彼女らに使う金を稼いでるんだ。しかもちょっとした触れ合いのオマケ付き・・・ あ、お前にこの苦労は分からねえか。なんかごめんな? 中条「んだと!てめぇッ!! 大和久「本当の事だろうがッ!! 川上「・・・(また喧嘩してる・・でもこれでいて本当、仲が良いのよねぇ) ―ガタッ! いづみ「静かにしてくれるかしら!? 無言で座っていた転校生が、中条達に不快感を示す。 ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・ 中条「すんません、一さん。 ・・・あれ?お昼ないんすか?しかも一人? 内心「やっちまった」と中条は思った。 今の言い方は明らかに馬鹿にした口調であったから。 午前中・・毅然とした態度で彼女を猛烈に批判した委員長は 父親が急遽、海外転勤になったらしく放課後にお別れ会が行われる予定だ。 やもすれば自分も同じ目にあうかも知れない・・・ だが、返ってきたのは予想外の答えであった。 いづみ「ここの購買部はカードも使えなくて困るわね! というか、いつもはお付きの黒崎が食事の手配をしてるのッ! それに転校初日だし・・・今日はたまたま・・・たまたまよ! 目にうっすらと涙を浮かべ気丈に振る舞おうとするいづみ。 もしかしたら案外打たれ弱いのかもしれない・・・そんな事を中条が考えていると、自分の顔の脇からにゅっと腕が伸びるのが見えた。 いづみ「・・・・なに?焼きそばパン? 大和久「飯も金もねぇんだろ? 今日は特別に奢ってやるよ。 オラ、机こっちに持って来い。 中条「・・・!(コイツッ!計算なのか!?マジでこんなくせぇ事平気で出来る性格かッ!?) 川上「(朝撃たれたってのに、甘いなぁ・・・ホント。) いづみ「・・・毒が入ってたりしないでしょうね? 大和久「アホか。する訳ねぇだろ。 オラ、とっとと食えよ!昼休み終わっちまうぞ? いづみは促されるままに焼きそばパンを頬張る・・・ ―もむ・・もむ・・・・ いづみ「・・・おいしい。 大和久「だろ?これに牛乳が最高に合うんだぜ。 中条「(味オンチめ・・・) と、ここで中条はある事を思い出す。 そういえば、今朝大和久はえらく不機嫌であった・・・ 中条「なぁおい、お前朝超キレてなかったか? 大和久「あ?キレてねぇよ。 単に目が疲れてて時計がよく見えてなかっただけだ。 中条「時計が?時間なんか気にしてたのか? 大和久「・・・飯時に言わせる気か? 中条「あぁ~・・そう言う事。 いづみ「最初に案内してもらったのがトイレだったのはそういう事だったのね・・・ 川上「礼司・・もしかして目ぇ悪くなった? 大和久「あぁ?んな訳ねえよ。昔から両目とも2,0だぜ。 川上「ちょっとこれ読んで見て。 そう言って教科書を見せる川上 大和久「・・・ん?・・・ ・・・ 中条「読めねえのか? 川上「今度2人でメガネ屋に行こうか?ね?選んであげるからさ。 いづみ「ちょっと・・・!あなた何よ?馴れ馴れしいわよッ! 川上「彼女なんだから当然でしょ? いづみ「・・・・・・ ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・ 和みかけていた空気が、再び冷えはじめる・・・ 中条「(あぁ・・川上、さよならだな。 あんまり話した事はねえが、お前のこと嫌いじゃなかったぜ・・・) 大和久「・・・おい、一。 一つ言っておくが、俺は他人の権力を盾に威張りくさる奴ってのが大嫌いなんだ。 俺と結婚したいなら、親の力に頼らねぇでてめぇ自身の魅力でコイツ(川上)から俺を奪ってみせろ・・・! 中条「(こ・・・こいつッ! いきなり結婚とか頭オカシいんじゃねえのッ!?どんだけ自信あるんだよ!?) ドドドドドドド・・・・ いづみ「・・・・わかったわ。 中条「・・・え? いづみ「本当はこの女に、ブラジル当たりに行ってもらおうと思ったけど、あなたがそう言うなら仕方ないわね・・・・ 正々堂々・・・あなたから『結婚してくれ』と言わせてみせるわッ!! 川上「フン・・・やれるもんならやってみなさいッ!! 川上「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ! いづみ「ほぅ・・・突きの速さ比べか、面白い。受けて立つ! 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄! ―ゴガッ!ゴガガガガガガガッ・・・! 昼休みの教室で突如として始まる闘い・・・ 互いの拳がぶつかる度に、空気は激しく振動し窓ガラスにヒビが入るッ! いづみ「無・・・・駄アァッ!! ―グワアッ!! 一瞬の隙を突き、いづみが強烈なパンチを放つ! 川上「ッ!オァアアッ!! ―ドガッシイィイイッ!! 超反応を見せた川上が、そのパンチを受け止めるとほぼ同時、2人を中心とした衝撃波が発生し 中条と大和久、そして哀れにも周辺にいた無関係のクラスメイトが吹き飛ばされるッ!! いづみ「今の一撃を受け止めるとは・・・貴様やるなッ! 川上「フン・・・もしかして今のが本気のパンチだってのか? ほんのちょいとブレザーの袖が破れただけだぜ・・・! いづみ「減らず口をッ!! ならば力の差を思い知らせてやる・・・! 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄アァッ!! 川上「オオラオラオラオラオラオラオラッ!! ―バギャギャギャギャギャギャ・・・ッ!! 互いが互いの拳をぶつけ合う衝撃で、今度は2人の身体が宙へと浮き上がって行く・・・・ 中条「す・・・すげぇ・・・! 大和久「これが・・・Sランク同士の闘い・・・! 息をのみ、傍観する2人を無視し、拳をぶつけ合う2人はやがて舞台を外へと移し 宙に浮いたまま闘いながら、彼方へと消えてゆく・・・! ドドドドドドドドドド・・・・